市長インタビュー「市長が語る瀬戸内市とせとうちファンクラブのこれから」
令和6年、瀬戸内市は市制施行20周年を迎えました。武久顕也市長にこれまでの瀬戸内市を振り返りつつ、今後の瀬戸内市の展望やファンクラブについてインタビューを行いました。

合併20年を振り返ってどのような20年でしたか。
これまでを振り返るとは市内のGDP、市内総生産は着実に経済成長が続いた20年でした。地域の経済が活性化するというのは行政にとって基本的なことですが、それが着実にできていることは非常に嬉しく思います。
ふるさと納税も好調で、令和5年度は10億円という寄附金額を達成することができました。令和6年度も好調で、貴重な財源になっています。ただ一方で、物価や人件費の高騰もあり、財政の部分では改革・改善を進めていかなければならないと感じています。
今後の瀬戸内市をどのような市にしていきたいと考えていますか。
これからも市民の皆様の様々な思いに寄り添うということ、その思いを叶えるために市として何ができるのかを皆様と一緒に考えていきたいと思います。
瀬戸内市は3町が合併してできた市です。それぞれの地域の良さ、それぞれの地域にお住いの皆様の声に耳を傾けながら、その地域にあった取り組みを進めていきたいです。また中心部だけではなく、周辺部にお住いの皆様にも向き合いながら行政を進めていくことが非常に重要なことではないかと考えています。具体的には、狭い道路や歩道を整備する都市計画の導入、公園の充実も図りたいと思っています。
現在の瀬戸内市は消滅可能性都市から外れるところまで人口減少のスピードが緩やかになってきていますので、更なる働き場所や子育て環境の整備の強化も必要だと思っています。しかし、直ちに実現できないことがあるのも事実です。その中でも、皆様と一緒に思いを共有しながら、少しずつでも進めていくということが大切なのではないかと考えています。皆様が夢や希望を叶えることができる、幸せを実感できるまちを引き続き作っていきたいですね。
「せとうちファンクラブ」の会員の皆様に一言お願いします
瀬戸内市は市民の皆様だけではなく、市外、県外の皆様にも愛されるまちでありたいと考えています。そうなることによって、市民の皆様もこのまちに対する愛情や誇りをより感じていただけるようになるのではないでしょうか。
豊かな食文化、瀬戸内海の美しい風景、そこに住まう魅力溢れる人々。瀬戸内市には多種多様な魅力が詰まっていると思います。我々行政は、その愛してもらえる要素、瀬戸内市の魅力をこれからも生み出し続けられるように、支えていけるように努力していきたいと思います。

せとうちファンクラブの会員の皆様には、今後も瀬戸内市を盛り上げ、魅力を伝えていく一翼となっていただければと思います。今後も瀬戸内市の応援をよろしくお願いします
瀬戸内市では、これからも市民の皆さま、瀬戸内市を応援してくださる皆さまと共に、しあわせが実感できるまちづくりを進めていきます。
