こどもたちの笑顔と豊かな暮らしを応援する瀬戸内市の取り組み

瀬戸内市を愛し、応援しようとする皆様から広くご寄附いただいたふるさと納税を財源として、市の様々な事業を実施しています。本日はその中でも、こどもたちの笑顔と豊かな暮らしを応援する取組についてご紹介させていただきます。

こどもたちを笑顔に!給食の地産地消100%を目指す「食のしあわせプロジェクト」

瀬戸内市は瀬戸内市は、温暖な気候に恵まれた自然条件を活かし、米や麦をはじめキャベツや白菜などの露地野菜、ぶどうなどの果樹の生産が盛んな地域です。
そこで、「こどもたちに自分たちが作った野菜等を食べてもらいたい」という熱い思いを持った生産者が中心となり、給食へ地場産物を提供する取り組みが行われています。

給食は、年間200食程度とこどもたちの食生活にとって非常に大きなウエイトを占め、大人になってからの食生活にも大きな影響を与えると考えられます。
地場産物を給食の食材に活用することは、食べ物の旬を知ること、こどもたちや保護者への食育、農業の活性化、地域経済の循環など多くの波及効果が考えられます。

給食への地場産物の納入は、市内の生産者等で組織する団体が、学校給食調理場等から発注された野菜等を農家一軒一軒をまわって集荷し、納入者である青果店に納品しています。その運営費は、これまで納品する生産者自らが負担しており、高品質な生産物に見合った収益は得られず、出荷量や協力生産者数が増加しない大きな要因となっていました。

そこで、令和4年10月から開始した「食のしあわせプロジェクト」にて、皆さまからのご寄附を活用させていただき、市が農産物を適正価格で購入し、幼稚園、こども園、保育園、小学校、中学校の給食への地場産物の提供を開始しました。瀬戸内市ではこの取り組みを続け、将来的には市内の給食地産地消100%を目指しています。

こどもが元気いっぱい遊べる場所を!こ育てしやすいまちへ「こどもひろばプロジェクト」

瀬戸内市が平成31年度に実施したこども・こ育て支援に関するニーズ調査において、こ育て世代から最も高い関心があったのは「こどもの遊び環境の整備」でした。親子で楽しめる遊び場を希望する方が多く、遊び場が不足しているという実態が判明しました。その上、市内には十分な数の公園があるとは言えず、幼稚園などの施設や遊具は老朽化が進んでいます。また、かつては豊かな自然の中で遊ぶこどもたちの姿は日常的な光景でしたが、現在はほとんど見られなくなってしまいました。

そこで市全体がこ子どもの遊び場、居場所であるとし、こ子どもたちが元気いっぱいに遊べる場所づつくりに取り組んでいるのが「瀬戸内市こどもひろばプロジェクト」です。

プロジェクトの中のひとつとして、市内を巡回する「プレーカー」の運行を行っています。「プレーカー」とは遊び道具を乗せた黄色い車で、地域や団体、学校などの要望を受けて出動し、安心して遊べる場所や術を提供します。
また、プロジェクトの中では、「遊びの環境づくり」という分野において数々の実績をあげている株式会社ボーネルンドと全国で初めて包括的なパートナー協定を結び、事業展開の方法から遊び場環境の整備まで幅広く取り組んでいます。

こうした取組みを通して、市民はもちろん、周辺地域からも当市が「こ育てしやすいまち」と認識されることで、少子化や人口減少に歯止めをかけることができると期待されています。

瀬戸内市では、これからも市民の皆さま、瀬戸内市を応援してくださる皆さまと共に、しあわせが実感できるまちづくりを進めていきます。