瀬戸内市から日本一を目指す!女子野球チーム「瀬戸内ブルーシャインズ」

岡山県瀬戸内市を拠点とし、女子野球の新たな可能性を切り開いている「瀬戸内ブルーシャインズ」。2023年に発足し、わずか2年でルビー・リーグ昇格を果たしたこのチームは、仕事と野球を両立しながら「日本一」を目指しています。

今回は、監督や選手たちの思い、そして彼女たちを支える地域とのつながりについて迫ります。

地域とともに誕生した女子野球チーム

瀬戸内ブルーシャインズは、市民有志の支援を受けて発足した女子硬式野球チームです。瀬戸内市では野球を通じた地域活性化の動きがあり、その中で女子野球チームの設立が決定しました。

全国各地から野球を愛してやまない選手たちが集結しました。監督を務めるのは土井畑優さん。大阪出身で、高校・大学で野球とソフトボールに打ち込み、チームの結成とともに指導者の道へ進むことを決意。「仕事と野球の両立は大変ですが、選手たちは本当に頑張ってくれています。」と語ります。

監督 土井畑 優さん

現在、選手たちは地元企業に勤務しながら、平日は週2回、土日は毎週練習を行うというハードなスケジュールをこなしています。

リーグ昇格!目指すは日本一

瀬戸内ブルーシャインズは、2023年のルビー・リーグ3部を全勝優勝し、翌年2部リーグも制覇。今シーズンはルビー・リーグ1部で戦います。

「全国大会で優勝し、日本一になることが目標です。」(監督談)

監督の思いは選手も一緒。彼女たちは日本一を目指し、日々練習に励んでいます。このチームの特色は「明るさと前向きな姿勢」。選手たちは元気よく練習に励み、試合でもチームワークの良さを発揮しています。

応援する地域との強いつながり

瀬戸内ブルーシャインズの大きな特徴のひとつが、地域との密接な関係です。地元企業が選手の雇用を支援し、スポンサーとしてもサポート。まだまだ環境が十分に整っていない女子野球界の中でも、瀬戸内ブルーシャインズは多くの地元企業に支えられ、不自由なく練習に取り組むことが出来ているといいます。

選手たちの多くは県外から集まっていますが、瀬戸内市の住みやすさもチームの魅力のひとつ。
「スーパーや飲食店もあり、生活には不便がありません。特に牛窓の海はお気に入りで、牛窓神社もリフレッシュを兼ねてよく行くお気に入りの場所です。」(監督談)

瀬戸内市での生活も楽しみながら、多くの地域の方々に支えられながらチームは成長を遂げています。
これからも、瀬戸内ブルーシャインズは、地域とともに成長しながら、日本一を目指します。

「もっと多くの人に応援してもらい、瀬戸内市のシンボルとなるチームを作り上げたいです。」(監督談)

瀬戸内ブルーシャインズの試合・活動スケジュール等については、Webサイトをご覧いただき、ぜひ応援をよろしくお願いします!

女子野球応援プロジェクトについて

瀬戸内市は女子野球を通じた地域の活性化を目指し、2023年10月に岡山県内で初めて「女子野球タウン」に認定されました。
女子野球タウン認定とは、女子野球をシティープロモーションとして活用し、地域活性化を目指す自治体を「女子野球タウン」として一般社団法人全日本女子野球連盟が認定する事業です。女子野球タウンとなった自治体は、全日本女子野球連盟と自治体双方が持つリソースを最大限活用し、アイディアを出しあい、女子野球の普及振興と地域発展および双方の課題解決を図ります。

また、瀬戸内市では、SMBP(瀬戸内市マドンナベースボールプロジェクト)を始動しました。
SMBPでは「瀬戸内ブルーシャインズ」と瀬戸内市とが協力して、スポーツ分野に限らず、市内の様々な団体等と連携しながら、理想の女子野球環境を整備して、地域の活性化を目指していきます。

本プロジェクトの詳細・ふるさと納税による応援についてはこちらのポータルサイトをご覧ください。