【第2回 邑久・牛窓エリア】 食材で、文化で、街並みで！地の恵み感じるローカル旅🐟

スペシャルティコーヒーと、地産のめぐみを味わうカフェ

瀬戸内の市街地にたたずむ「キノシタショウテン」。
焙煎したてのコーヒーや食事、おやつをゆっくり味わえる人気のカフェです☕

看板メニューのスペシャルティコーヒーに使用する豆は、オーナーがなるべく現地で買い付けしたもの。カップだけでなく、コーヒーを淹れる器具までカスタムできるので通えば通うほど、自分好みの一杯をいただけます。ドリップ器具、一番左は地元・備前焼のもの。

お店で扱うものは基本的に「自分たちが使うものは自分たちで作る」精神。スイーツに使うチョコレートから、気メニューの『B.L.E.Tのサンドウィッチ』に使われているベーコンまで手作りだというこだわりぶり。塩味の効いたベーコンは、レタス、卵、トマトと引きたてあって絶品です。

『ベイクドチーズケーキ』も、バター香る底のクッキーから手作り。甘さ控えめでぺろりといけます。

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竹久夢二の生家にあるカフェでほっこり🍵

「夢二生家記念館」は、大正の芸術家・竹久夢二が少年時代を過ごした家を保存しているかやぶき屋根の建築物。
展示を通して夢二の世界に存分に浸ったあとは、その隣にたたずむ納屋を改装して作られた「ミュージアムショップ＆カフェ〈椿茶房〉」でひと休憩。

 

和菓子作家・杉山早陽子氏が夢二をイメージして考案した季節の創作和菓子と、香り豊かな抹茶を味わうことができます。
写真左は、夢二が愛し、絵の中にも多く登場する椿の咲く木をイメージした「椿」というお菓子。口の中でほっくりほどける、きんとんです。

夢二の好物だったといわれるおぜんざい。焼き餅が甘い汁を吸って、体の芯から温まります。
しょっぱい塩こんぶと交互にいただけば、甘味と塩味のバランスが整い飽きが来ません。

 旅人を包み込んでくれる、
ほがらかなオーナー夫妻の一棟貸し宿。

牛窓の海際にある宿泊施設「港のお宿 髙田 -TAKATA-」。オーナーと一緒に釣りに出る『遊漁船』を楽しめると評判のお宿です。「高田」という屋号は、牛窓の町にかつてあったオーナーのおばあちゃんが営む商店の名前から。慣れ親しんだ牛窓でお宿を、との思いから、かつて造船に関わる人々が住んでいた海辺の町に古民家を見つけリノベーションを経て、ここをオープンさせたのだそうです。

宿の自慢は、オーナーが自ら採った魚をふんだんに使った料理🐟
お部屋の中で、カウンター越しにおしゃべりしながら調理を進めてくれます。

オーナーは、実はYouTuber。動画を見て、その人柄や牛窓のゆったりとした雰囲気に惹かれた多くの人々が宿泊客として訪れるのだそうです。手料理や釣りなどを通して海を感じて、日々の疲れがふわりとほどけていく時間をどうぞ。